【第2回】いまのマンションは“貸せる”のか?チェックポイント5つ

【連載】60歳から始める“住まい資産術”


📌はじめに|「このマンション、貸していいの?」という悩み

田舎暮らしを思い描く60代夫婦

60歳、定年も視野に入り、
「そろそろ田舎でのんびり暮らしたいな」
そう思う一方で、
「今のマンション、貸せるのかな…?」と不安を抱えていませんか?

この連載では、都市のマンションを“住まい資産”として活かし、
田舎暮らしを「安心+収入」で実現する道のりを一歩ずつ案内していきます。


📌今回のテーマとゴール

今回のテーマ:「自宅マンションの賃貸可否を確認する」
ゴール:自分のマンションが貸せるかどうかを、5つのポイントで判断できるようになること


✅知っておきたい基本知識|マンションを貸すには「制約」がある

管理規約の確認

・分譲マンションの多くは、管理規約で「賃貸の可否」が定められています
・民泊は禁止でも「定期借家契約」はOKなケースも
まずは管理組合か規約を要確認

住宅ローンの残債

・ローン中でも貸せるが、銀行の「事前承諾」が必要な場合あり
・転勤などやむを得ない事情がないとNGのことも

住宅ローンの書類を確認する中年男性

火災保険と家主賠償責任

・賃貸に出す場合、保険の見直しが必要です
→「オーナー用火災保険」へ切り替えを

賃貸収入は課税対象

・家賃収入は「不動産所得」として課税されるため確定申告が必要です
経費計上や減価償却で課税を抑える工夫も大切


✅実際の準備や行動の流れ|5ステップで「貸せる」を判断

STEP1:管理規約・組合に確認

→「民泊NG/定期借家OK」のようなグレーゾーンもある

STEP2:ローンの有無・金融機関への連絡

→残債があるなら事前に相談しておくと安心

STEP3:リフォーム・原状回復の要否チェック

→入居前に軽いメンテが必要なことも

STEP4:収支シミュレーション

→固定資産税・管理費を引いた後に残る金額を確認
 例:家賃月12万円 − 経費4万円 → 実収入8万円

STEP5:仲介業者・管理会社の選定

→「賃貸管理付き仲介」にすれば、手間も少なく安心


✅よくある不安とQ&A

家族会議を開く60代夫婦と娘

Q:家族が「勝手に貸すのはちょっと…」と反対します
→話し合いと目的共有が大切。「田舎暮らし+副収入」という目標を共有する場を

Q:借り手が見つからなかったらどうしよう?
→「定期借家契約」はニーズあり(短期単身赴任・仮住まいなど)

Q:管理が面倒では?
→ 管理付き仲介会社が代行。費用は家賃の5〜10%程度で済むことも


✅小さな一歩から未来は変わる

「貸せるかどうか、わからないから不安」
それなら、小さく確認することから始めませんか?

行動の第一歩を踏み出す60代夫婦

✅ 管理規約を読む
✅ ローンの契約を見返す
✅ 不動産屋に1社、相談してみる

これだけで、未来の選択肢がぐっと広がります。


📌まとめ|今すぐやるべき3ステップ

  1. 管理規約・ローンの条件を確認する
  2. 家賃収入のシミュレーションをする
  3. 不動産管理会社に無料相談してみる

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