【連載】60歳から始める“住まい資産術”｜マンションを貸して、田舎で暮らして、民泊で稼ぐ＜第6回＞
📌はじめに｜老後はのんびり暮らしたい。でも、間違った家を買うのは怖い…
そんな気持ち、すごくよくわかります。
- 田舎の暮らしに憧れる
- 庭付きの家や古民家に魅力を感じる
- 毎月少しでも収入があると安心
- でも…どんな家が良いのか判断できない
- 見に行ってもどこを見るべきかわからない
60歳前後で住まいの選択を考えると、**最初の壁は「物件探し」**なんですよね。
けれど安心してください。
この記事を読み進めると、
「まず1件、問い合わせしてみようかな」
そう思える準備が整います。
✅ 今回のテーマとゴール
🔍テーマ
👉 古民家・空き家の探し方と、現地見学で失敗しないための基準
🎯ゴール
👉 候補物件を見つけ、現地で何をチェックすべきか分かる状態になること
これは、購入判断だけでなく、
- 民泊運営できるか
- 修繕費がどれくらいかかるか
- 将来の資産価値がどうなるか
…まで左右する重要なステップです。
✅ 知っておきたい基礎知識
🗂️空き家探しで使う情報源
| 探し方 | 例 | 特徴 |
|---|---|---|
| 公的サイト | 空き家バンク・自治体移住課 | 価格が安い・交渉余地あり |
| 不動産サイト | SUUMO、athome | 情報量が多く比較しやすい |
| 専門サイト | 古民家ネット、移住相談窓口 | 民泊向け・リノベ想定物件 多い |
| 地域ルート | 地元不動産、移住イベント | 未公開情報が出やすい |
👉 空き家バンクは写真が少ない＝現地確認必須です。
🧭購入前に誤解しやすいポイント
- 「安い家＝お得」ではありません
→リフォーム費が高額になる場合も - 「築古＝危険」ではありません
→骨組みが良い家ほど、再生価値が高いこともあります - 「民泊は許可が難しい？」
→自治体によって対応が違うため、事前確認が必須です
✅ 物件タイプ別｜メリットと向いている人
| タイプ | 向いている人 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 古民家 （築50年以上） | 昭和の雰囲気・観光地で民泊したい人 | 景観・風合いが魅力で予約が入りやすい | 修繕費が読みにくい |
| 中古住宅 （平成築） | “手間は少なく、暮らし優先”の人 | リノベ不要なら即入居可 | 民泊差別化は弱め |
| リノベ済物件 | 初心者・早く暮らしたい人 | コストが読みやすい・安心 | 購入価格高め |
👉迷う場合は**「中古住宅 × 一部リノベ × 民泊対応」**が最もバランスが良い選択です。
✅ 実際のステップ（5段階）
💡 STEP1｜候補物件を探す
🔍まずは3件ピックアップ。
👉検索例：「〇〇県 空き家バンク」「空き家 DIY OK」「古民家 民泊可能」
迷ったら**“見に行く前提”**で進めてOK。
💡 STEP2｜現地見学（プロ同行がおすすめ）
🧩チェック項目例
| 視点 | 見るポイント |
|---|---|
| 屋根 | 雨漏り跡・瓦のズレ |
| 床 | 歩いたときに沈む感覚 |
| 水回り | トイレ方式／給湯方式 |
| 日当たり | 冬の採光・風通し |
| 道路 | 車でアクセスできるか |
| 周辺 | 医療・災害履歴・スーパー距離 |
👉 PDF：見学チェック表50項目はこちら（無料ダウンロード）
💡 STEP3｜費用シミュレーション
💰よくある費用例
| 内訳 | 相場 |
|---|---|
| 本体価格 | 0〜300万円 |
| 生活リノベ最低限 | 80〜200万円 |
| 民泊用設備（家具・Wi-Fi等） | 20〜150万円 |
👉 総額：150〜650万円が多いイメージ
💡 STEP4｜収益イメージ（民泊モデル）
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 宿泊単価 | 8,000円/泊 |
| 稼働率 | 40％ |
| 月泊数 | 約12泊 |
| 月売上 | 96,000円 |
| 経費 | −35,000円 |
| 手残り | 約61,000円／月 |
| → 年間 約73万円 |
👉 「年金＋月6万円」の安心感。
💡 STEP5｜購入判断
✔ 修繕費
✔ 民泊可否
✔ リセールバリュー
✔暮らし心地
→この4点で最終判断。
✅ よくある不安Q&A
🟣Q：家族が反対している
🟢A：「まず見学だけ」と伝えると話しやすくなります。
🟣Q：管理が面倒では？
🟢A：予約・清掃・運営代行サービスを使うとほぼ手放し運用可能。
🟣Q：本当に借り手がつく？
🟢A：温泉地・観光地・高速IC近くなら、
賃貸より民泊の方が需要が高いケースが多数。
📌一歩先へ進むアクション
家を探す行動は、
「買うため」ではなく
未来の選択肢を増やすため。
準備をしている人だけが、チャンスに出会えます。
📌今日からできる3ステップ
- 理想条件（予算・地域・暮らし方）を書き出す
- 3つのサイトで候補物件を保存
- 1件だけでいいので問い合わせてみる
🎥 1分動画でポイントを見る
👉 YouTube要点まとめへ
🔗関連記事
- 第5回：📌【地域選定】“通える田舎”を見つける5つの基準
- 第3回：【第3回】 【準備編】マンション賃貸で収益化するための具体的な手順
- 第2回：【第2回】いまのマンションは“貸せる”のか？チェックポイント5つ
【連載】「【広い土地で暮らす】セミシニアの田舎暮らし実践記」～60歳から始める“住まい資産術”｜マンションを貸して、田舎で暮らして、民泊で稼ぐ～をご覧になりたい方 👉こちら
✅ 次回予告
第7回｜【二拠点スタート】“週末だけ田舎”から始める体験移住
二拠点生活を試し、移住のリアルと課題を体感を紹介します。
📣この記事が参考になったら…
👇 この記事を友達に紹介したい方は、シェアをお願いします！
👇 このブログ「65歳から、もっと自由に」に興味を持たれた方は、フォローをお願いします！
コメント