📌【距離と条件】週末通いできる場所?温泉・海・畑は本当に必要?

【連載】65歳から広い土地でゆったり家庭菜園を楽しむための賢いステップアップ計画<第2回>

地図を広げて話し合う60代夫婦の後ろ姿

📌 はじめに|あなたにとっての優先順位は?

理想の暮らしを描いたら、次に向き合うのは「どこに住むか?」という大きな問いです。

でも、いきなり不動産サイトで物件を探し始めるのは、ちょっと待ってください。
**場所選びで失敗すると、「通えない」「畑が無理」「温泉がない」といった後悔がついてきます。**

今回のテーマは、**あなたにとっての“地域の条件と優先順位”を明確にすること。**
「週末通える距離なのか?」「本当に温泉は必要なのか?」
──本質的な問いを立てながら、**自分に合った地域の選び方**を整理していきましょう。

🔁 まだ理想の暮らし像が明確になっていない方は、
👉 <第1回>【最初に決める】どんな暮らしをしたいのか?理想像を描くワークも先に読んでみてください。

✅ ステップ1|“距離”の条件を見直そう

移住や家庭菜園を始めたいと思っても、60代の私たちにとって**「アクセスの良さ」**はとても重要です。

判断ポイントあなたの場合は?
横浜から何分までが許容範囲?車で1時間以内?電車でも行ける場所?
通う頻度は?毎週?月1回?季節ごと?
途中で疲れない?渋滞や峠越えはどう感じる?

🌱 **「通える」という感覚は人それぞれ。**
だからこそ、**自分にとっての“快適な距離”**を言語化しておきましょう。

✅ ステップ2|“条件”の中で譲れないものを明確に

あなたにとっての「理想の土地」に必要な要素は、どれでしょうか?

条件優先度(高・中・低)備考
温泉高 / 中 / 低自宅に引き湯できるか?近所の温泉で十分か?
海や山など自然環境高 / 中 / 低景観・気候・農作物に影響
菜園ができる土地高 / 中 / 低面積・日当たり・土壌
スーパー・病院など生活インフラ高 / 中 / 低定住する場合の安心感
ネット環境高 / 中 / 低リモート仕事や情報収集に必要
民泊の可否高 / 中 / 低将来の副収入化の可能性
木のテーブルの上に手書き風のメモと、5つのシンボルアイコン(電車、温泉マーク、Wi-Fi、畑、家計の袋)を並べた構成。

🔷 **すべてが揃う土地はありません。**
だからこそ、“妥協できる点”と“譲れない点”を**先に決めておく**ことが大切です。

✅ ステップ3|地域候補を3つに絞って比べてみよう

私が実際に検討したのは以下の3地域です(横浜在住・車利用を前提)。

地域特徴難点
湯河原町温泉あり/移住支援充実/横浜から近い物件価格はやや高め
真鶴町海・山・静けさ/小規模で落ち着く空き家数が限られる
小田原郊外比較的広い土地あり/民泊実績もあり中心部を外すと車依存に

🔍 **地方に詳しくなくても、「通える距離」で候補を絞る**ことで、比較はグッと現実的になります。

📌 まとめ|“決めてから探す”のが賢い選び方

物件探しは、**先に“条件の軸”を決めておくことで、迷いも後悔も減らせます。**

  • 自分にとって通える距離はどこか?
  • 条件の優先順位はどうか?
  • 候補地はどこが合いそうか?
実際には避けるべき土地条件(例:アクセス困難/改修困難/インフラ未整備)をシンボリックに見せた警告的な構図

**この「軸」があるからこそ、理想に近い暮らしが現実になります。**

▶ シリーズ関連記事

📌「自分が本当に求める暮らしって何だろう?」という方は
🔗<第1回>【最初に決める】どんな暮らしをしたいのか?理想像を描くワークもあわせてご覧ください。

▶ 次回予告

👉 <第3回>【物件選定】空き家バンクか?民間か?“土地と建物”の探し方(仮称)

物件取得方法と購入基準について解説します。

🔽SNSで新着をお知らせしています!🔽


コメント