【第1回】60歳から“住まいが収益源”になる時代へ

連載:60歳から始める“住まい資産術”|マンションを貸して、田舎で暮らして、民泊で稼ぐ

📌はじめに|「年金だけじゃ不安…」に、住まいで応えるという選択

「もう60歳…でもあと20年は生きる。年金だけで暮らせるのかな」
「老後は田舎でのんびり暮らしたいけど、今の家はどうする?」

そんな悩みを抱えながらも、いま一歩が踏み出せずにいる方へ。
この連載では、“いまのマンション”を貸し、田舎の家で民泊をしながら副収入を得る暮らし方を、やさしく・現実的にご案内していきます。

私たち夫婦も「できるだけ早く“住まいを収益化”し、自分たちらしい暮らしへ移行したい」と思って動き始めました。
いきなり田舎に家を買うのではなく、マンションを資産として活かしながら、無理のない田舎暮らしに“段階的に”移っていく方法をお伝えします。


不安を抱える60代夫婦の後ろ姿

✅今回のテーマとゴール|なぜ「住まいを収益源にする」ことが大切なのか

年金だけでは生活が厳しい時代。
でも、働きすぎるのも違う…。
そこで注目されているのが、「住まい=収入源に変える」という発想です。

・いま住んでいるマンションは貸して家賃収入に
・田舎で暮らす新居の一部は民泊で貸して副収入に

この“二段階収益化モデル”は、シニア夫婦の自由な暮らしと経済的自立の両立を可能にします。


✅知っておきたい基本知識|住まいを資産化するための前提

▶ マンション賃貸の基礎知識

  • 貸し出しできるかは管理規約で確認が必要
  • 住宅ローン中の物件でも、条件次第で貸せる場合あり
  • 「定期借家契約」を使えば戻ってくる前提で貸すことも可能

▶ 民泊運営の前提

  • 住宅宿泊事業法(いわゆる“民泊新法”)に基づく届け出が必要
  • 居住部分の一部を使った“ちょっと貸し”も可能
  • 地域の条例で上限日数や条件が異なるため、要確認

▶ 誤解しやすい点

  • 「民泊=旅館業のようなフル稼働」ではありません
    60代夫婦でも無理なく続けられる“週末民泊”スタイルも選べます。
マンション貸し出し・民泊の制度イメージ図解

✅実際の準備や行動の流れ|3年計画で実現するためのステップ

▶ 3ステップで進める“住まい収益化”ロードマップ

【STEP1】今のマンションを賃貸資産にする(1年目)

  • 管理規約・住宅ローン状況の確認
  • 賃貸査定・管理会社相談
  • 原状回復・契約準備

【STEP2】田舎の住まい探しと移住準備(2年目)

  • 移住希望地の絞り込み(温泉・畑・アクセスなど)
  • 空き家バンク or 民間物件の比較
  • 必要な資金計画と見学・契約

【STEP3】民泊での副収入を始める(3年目)

  • 民泊届け出・設備準備
  • 短期滞在向けの備品・運営プラン構築
  • OTA(Airbnbなど)への掲載と運用開始

✅よくある不安やQ&A

Q. 家族が「貸すのは不安」と言うのですが…
A. 定期借家契約で「期間限定」にすれば、心理的ハードルが下がります。管理会社による家賃保証も選べます。

Q. 田舎で本当に民泊に人が来るの?
A. 観光地・温泉地・登山地などでは「静かな宿」として根強いニーズがあります。週末や長期休暇に集中させる運営も可能です。


✅「小さく試す」が大きな第一歩に

いきなり家を買ったり、全面リフォームをしたりする必要はありません。
まずは、「いまの住まいをどう活かせるか」考えるところから始めてみませんか?

資産が「家」しかない…という方こそ、その“家”を収益に変える第一歩を。

田舎の家の縁側で微笑む60代夫婦

📌まとめ|次にやるべき3ステップ

  1. 今のマンションの賃貸可否(管理規約)を確認
  2. 移住先の条件を3つだけ挙げてみる(例:温泉、畑、駅までの距離)
  3. 民泊の運営事例を調べ、夫婦で感想を話し合う

🎁無料PDF・動画・noteリンク

PDFプレゼント:住まい収益化3年計画シート(無料)
👉 ダウンロードはこちら

noteで裏話公開中:「60歳夫婦の住まい資産戦略」
👉 記事を読む

要点まとめ動画を見る(1分でわかる)
youtube動画を見る


次回予告

第2回|【現状整理】いまのマンションは“貸せる”?チェックポイント5つ
「自分の家が収益化できるのか?」を判断するために、見落としがちな5つの視点を紹介します。

コメント