【連載】60歳から始める“住まい資産術”|マンションを貸して、田舎で暮らして、民泊で稼ぐ<第5回>
📌はじめに

都市のマンションに住みながら、
「いつかは自然の多い田舎でのんびり暮らしたい」
「年金だけでは不安だから、何か小さく副収入があると安心…」
そんな思いを抱えながらも、“どこに住むか”が決められないまま時間だけが過ぎていませんか?
実は、60代夫婦の相談で最も多いのが、
「どの地域なら、都会と田舎を行き来できて、安心して暮らせるのか?」
というテーマです。
今回は、田舎暮らし初心者でも安心して選べる
“通える田舎”の見つけ方を、5つの基準にまとめて解説します。
あなたの理想に合う「無理のない移住先」が、この記事の最後にははっきりイメージできるはずです。
📌今回のテーマとゴール
この記事のテーマは、
【地域選定】“通える田舎”を見つける5つの基準
◆なぜこのテーマが重要なのか?
60代前後で移住を考えると、次のような不安が必ず出てきます。
- 「医療機関が遠いと心配」
- 「買い物が不便すぎると生活できるかな…」
- 「マンションを貸した後、万が一の時にすぐ戻れる?」
- 「移住先で収入がなくなったらどうしよう…」
だからこそ大切なのが、
“通える田舎”=都市と行き来しやすく、生活インフラも整った地域を選ぶこと。
この記事のゴールは、
あなたの条件に合う「無理のない田舎」を選べる状態になること。
記事後半には、移住支援制度リストや交通・生活圏チェックリストも付けています。
📌知っておきたい基本知識
✅地域選定で押さえたい「3つの基本」
①「通える田舎」とは?
一般的には、
“都市から1〜2時間以内でアクセスできる自然豊かなエリア”
を指します。
例)
- 横浜 → 小田原・湯河原・真鶴
- 東京 → 秩父・館山・南房総
- 名古屋 → 中津川・恵那
「完全な田舎」ではなく、
医療・買い物・交通が最低限整っている場所を選ぶのがポイントです。
②誤解しやすいポイント
よくある誤解がこちら:
- 「田舎=物価が安い」は地域差が大きい
- 「空き家は激安」→実際は改修費が高いケースが多い
- 「車があれば大丈夫」→高齢になるほど車依存は危険に
この記事では、こうした「落とし穴」を避けるための基準も紹介します。
③知っていると安心な補足情報
自治体の移住支援制度は、想像以上に手厚いケースがあります。
例)
- 引越し費用の補助
- 家賃補助
- 子育て・介護支援
- 空き家バンクのリフォーム補助
- 地域おこし協力隊(給与付き)
記事の後半で、代表的な自治体の支援をまとめています。
📌実際の準備や行動の流れ
✅地域選定の5つの基準(+サンプル地域)

ここでは、60代夫婦に最も重要な5つの視点で地域を比較します。
①アクセス|都市部から「1時間〜90分」で行けるか

- 電車で1本
- 高速道路で渋滞が少ない
- 駅から物件までのバス本数も要チェック
🟦 チェック例
- 東京 → 湯河原:電車85分
- 横浜 → 小田原:車50分
- 大阪 → 和歌山:電車80分
②医療|急病時に“30分以内”で病院へ行けるか

60代夫婦が最も気にするポイント。
- 総合病院が車で30分以内
- 整形外科・内科が生活圏にある
- 在宅医療対応の有無も重要
③生活圏|買い物・銀行・温泉・役所が近いか
日常の安心は、生活圏の“近さ”で決まります。
- スーパーまで車で10分以内
- コインランドリーの有無
- 温泉などリフレッシュ施設
- 役所・郵便局・銀行
④物件の条件|メンテしやすい「平屋」+100㎡以上
60代におすすめなのは、次のスタイル:
- 平屋
- 土地100㎡以上(家庭菜園にも◎)
- 駐車場2台分
- 隣家との距離が適度にある
空き家バンクは“宝探し”の感覚でチェックすると良いです。
⑤移住支援制度|補助金・助成金があるか

代表例:
- 家賃補助(例:上限3万円/月)
- 引越し補助(最大30万円)
- リフォーム補助(50〜100万円)
- 移住お試し住宅
- 就労支援(民泊運営の相談窓口など)
支援制度がない自治体を選ぶと、初期費用が高くなります。
📌地域選びの全体フロー
✅3〜5ステップで“通える田舎”を選ぶ
STEP1:候補地を3つに絞る(1週間)
- アクセス時間を調査
- 支援制度をざっくり確認
- 物件相場のチェック
- 生活圏の口コミを調査
AI活用ポイント:ChatGPTに「横浜から90分の田舎」と聞けば、候補が一気に絞れます。
STEP2:現地に行って“生活を体験”する(1〜2回)
- 平日の交通量
- スーパーの価格
- 病院の混雑状況
- 夜の静かさ
- 生活動線:駅→スーパー→病院→役所
“旅行モード”ではなく“生活モード”で歩くのがコツ。
STEP3:民泊向け物件を下見する(1〜2ヶ月)
- 静かな立地か?
- 駐車場はあるか?
- 近隣トラブルになりそうか?
- 水回りは古すぎないか?
STEP4:最終比較して決める(1週間)
比較チェックリスト
- アクセス
- 医療
- 物件の状態
- 支援制度
- 生活圏の便利さ
- 民泊適性
STEP5:マンション賃貸+移住準備を並行で進める(1〜3ヶ月)
- マンションの賃貸査定
- 管理会社の選定
- 移住先の契約
- 引越し
- 民泊申請の計画
この段階から、夫婦で“役割分担”を決めるとスムーズです。
📌よくある不安とQ&A
✅移住前の不安をやさしく解消
Q1:夫婦のどちらかが反対しています…
A:まずは“週末だけの2拠点生活”から始めるのがおすすめ。
1〜2ヶ月の“お試し移住”で、お互いの不安が自然と減っていきます。
Q2:借り手がつかないのが心配です
A:駅近・築20年以内なら、都市部はほぼ需要があります。
空室リスクを避けるために、保証会社+管理会社をセットで使えば安心です。
Q3:田舎は医療が不安…
A:総合病院の“時間距離”で判断すると失敗しません。
地図だけで判断せず、実際に運転して距離感を確認しましょう。
Q4:民泊の収益って本当に出る?
A:場所を間違えなければ月3〜10万円の副収入は十分可能。
特に「温泉地」「海沿い」「都市から90分以内」は安定します。
📌行動を促す締めメッセージ
小さく準備しておくと、いざという時に“選択肢”が一気に広がります。
田舎暮らしは「思い立った時にすぐ始められる」ものではありません。
だからこそ今、候補地を3つ持っておくことをおすすめします。

📌まとめ
次にやるべきことは、この3つだけ👇
- 移住候補地を3つ選ぶ(横浜から90分などで絞る)
- その地域の「医療・生活圏・支援制度」をチェックする
- 週末に“生活モードの下見”に行く
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📌次に読むお勧め記事
- 【第1回】【はじめに】60歳から“住まいが収益源”になる時代へ
- 【第2回】【現状整理】いまのマンションは“貸せる”のか?チェックポイント5つ
- 【第3回】【準備編】マンション賃貸で収益化するための具体的な手順
- 【第4回】【収益計画】いくら稼げる?賃貸収入・費用・税金のリアル
👉 これまでの連載「【連載】60歳から始める“住まい資産術”|マンションを貸して、田舎で暮らして、民泊で稼ぐ」を読む
💡 次回予告
次回は、
「【物件探し】空き家・古民家の探し方と見学チェック法」
をお届けします。
空き家・古民家を見つけて実際に見学・試算についてご紹介します。
お楽しみに!
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