📌 はじめに|「増やしたいのに、決められない」不安
【連載】65歳からの人生を楽しくする − 今できる判断 −【退職金の運用方法④】
退職金や老後資金を前にして、
こんな気持ちになったことはありませんか。
- 貯金はしてきた
- 無駄遣いもしてこなかった
- それなのに今、なぜか不安が消えない
「そろそろ、お金を増やすことも考えた方がいいのだろうか」
そう思ってはみるものの、
何から考えればいいのか分からず、立ち止まってしまう。
この状態は、決して珍しいものではありません。
むしろ、真面目に生きてきたセミシニアほど陥りやすい悩みだと、私は感じています。
✅ 私自身の迷いと経験|増やす必要は分かる。でも…

私自身も、まさに同じところで立ち止まりました。
これまでの人生では、
「貯める」「守る」ことが正解でした。
その考え方で大きな失敗もせず、やってこれた。
ところが退職金を前にして、
突然「増やす」という選択肢が現れます。
- 株式投資
- 不動産投資
- NISA
- iDeCo
名前は知っている。
でも、
💡 自分がやっていいことなのか分からない。
知識が足りないから?
年齢的に遅いから?
失敗したら取り返しがつかないから?
理由ははっきりしないのに、
「決められない」という感覚だけが残りました。

✅ 判断を難しくしていた構造|なぜ全部が怖く見えたのか
今振り返ると、
判断を難しくしていたのは 知識不足そのもの ではありませんでした。
💡 選択肢が同じ重さで並んでいた
株も不動産も制度も、
すべてが「よく分からないもの」として横一列に並んで見えていた。
💡 「増やす=危険」という感情が先に立っていた
失敗談、損失の話、周囲の慎重な声。
冷静に考える前に、感情がブレーキをかけていました。
💡 制度が“正解の道具”に見えていた
「NISAを使わないと損」
「iDeCoはやった方がいい」
そんな言葉を聞くほど、
分からないまま使っていいのかという不安が強くなりました。
結果として私は、
方法を選ぶ前に必要な整理を飛ばしていたのだと思います。
✅ 私が重視した考え方|方法より、増え方のイメージ

そこで私は、
「何で増やすか」を考えるのを一度やめました。
代わりに考えたのは、こんなことです。
- どのくらいの変動なら気持ちが耐えられるか
- 生活費に影響しないお金かどうか
- 大きく増えなくても、納得できるか
- 手間や管理に関われる余裕はあるか
これは 正解を探す作業 ではありません。
「自分が嫌な状態」をはっきりさせる作業でした。
この整理をして初めて、
- 株が合いそうか
- 不動産は距離を置いた方がよさそうか
- 制度を使う意味があるか
といったことを、冷静に考えられる土台ができた気がします。
✅ あなたに返す問い|今は答えが出なくていい
ここで、あなたにも問いを返したいと思います。
- あなたは「増やしたい」のか、「減らしたくない」のか
- 一時的に下がっても、気持ちを保てそうですか
- お金の変動が、日常生活に影響しそうですか
これらは、
頭の中だけでは答えにくい問いです。
でも、
ここを整理しないまま方法を選ぶと、判断はさらに苦しくなる
——それだけは、私自身の経験から言えます。

✅ この先を整理したい方へ|判断整理ワークシートのご案内
ここまで読んで、
- 自分も立ち止まっている理由が少し分かった
- でも、まだ判断できる気はしない
そう感じた方も多いと思います。
それは当然です。
この記事は 考え方の共有 までを目的にしています。
有料でご案内しているワークシートは、
答えを教えるものではありません。
- 自分の条件
- 不安の正体
- 優先したいこと
を 書き出して整理するための道具 です。
📌 まとめ|真面目さは、判断の妨げではない
真面目に貯めてきた人ほど、
「増やす」という行為に慎重になります。
それは欠点ではありません。
背景であり、強みです。
判断できない自分を責める必要はありません。
今はただ、整理が終わっていないだけなのだと思います。
焦らず、
自分の条件を言葉にするところからで十分です。
✅ 次のステップ|判断を急がない選択肢
- 判断を誤らないための思考整理[入門ワークシート](無料)
※ 方法を決める前に、考え方を整理したい方へ - 判断を誤らないための思考整理ワークシート【退職金の運用方法編】(note/有料)
※ 必要だと感じた方だけ
どれも、
「今すぐ決める」ためのものではありません。
納得して判断するための選択肢です。
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💡 次回予告
次回は、
「資産運用って何にいくら投資すればよいのか分からない」
という判断軸を扱います。
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